【会計】が嫌いな社長さん その5

毎日…本当に暑いですね。
事務所のエアコンの効きが今一で…更に室内のサーバー類からの放熱もあり、
お昼くらいの時間帯は灼熱地獄になります。
早く…秋が来るのを願うのみです。

本文です。

自分たちの商品・サービスの【本当の原価】を社長が理解すると、
価格戦略の面で緻密な営業戦略を構築することが可能になります。
要は…。一つひとつ商品単位で何円まで値下げすることが可能。
とわかる事で無謀な価格設定や戦略的値下げが可能になるのです。

京セラの稲盛和夫氏の【値決めは経営である】という言葉が有名です。
この重要な価格(値決め)を決める上で原価を意識することが大切です。

以前、ある店で「この商品は原価割れ!!!」
と言うPOPを見て思わずじっくりと見た経験がありますが。
通常は原価割れ商品は販売しません。

しかし、原価から単純に経費、利益等を上乗せして価格(売価)を決めるのはNGと言われています。
そうではなく、もっと戦略的に自分たちの商品・サービスの価格を決めることが
経営にとって最重要なことだと思います。

稲盛和夫氏の【値決め】についての記事です。
https://www.kyocera.co.jp/inamori/philosophy/words63.html

因みに原価そのものは、社内・社外などの環境変化により常に変化しますので、
可能な限りリアルタイムで原価計算を行う必要があります。

今回はここまでです。